「AIで稼げる!」
「初心者でも安心!無料セミナー」
最近、こういう広告をよく見かけませんか?
私は見かけるたびに、少しだけ指が止まりました。
無料なのはありがたい。
でも、そのあとに何があるのか分からない。
Zoomの最後に「続きはこの講座で」と言われたら、私はたぶん、静かにブラウザを閉じる。
50代、新しいことを始める前に、まず不安が座っている。
だから私は、AI無料セミナーに申し込まなかった。
その代わりに、AI本人に聞くことにした。
正確には、Claudeに先生役を頼んだ。
今日は、AI無料セミナーが少し怪しく見えていた私が、くろちゃんに「5回コースで教えてください」と頼んだ話です。
🤔 AI無料セミナーが怪しく見えたのは、私が怖がりだったから
最初に言っておくと、AI無料セミナーが全部怪しいと思っているわけではありません。
親切に教えてくれる人もいると思うし、実際に行ってよかった人もいるはずです。
ただ当時の私は、「無料」と聞くと、その後ろに何か続きがあるような気がしてしまった。
高額講座だったらどうしよう。
断れなかったらどうしよう。
そもそも、何を学ぶのか分からないまま申し込んでいいのか。
不安だけは、セミナー本編より先に始まっていた。
私が怖かったのは、無料そのものではない
無料なのが怖かったわけではありません。
私が怖かったのは、「自分が何を知らないのか分からないまま、誰かの説明を聞きに行くこと」でした。
AIって何ができるの?
プロンプトって何?
私の仕事やブログに、どう使えるの?
そこが分からないままセミナーへ行くと、私はたぶん「なるほどですね」と言いながら、何も分からないまま帰ってくる。
説明会に行くための説明会が、私には先に必要だった。
🌊 公式サイトを開いて、英語の海で引き返した
じゃあ、Claudeを作っているAnthropicの公式情報を見ればいいのではと思った。
当時の私は、公式ページを開いてみた。
英語だった。
英語、無理🙅♀️
少し読もうとして、すぐに引き返した。
海外旅行なら翻訳アプリを開くのに、AIの使い方になると急に「今日はやめておこう」となる。
人間のやる気は、案外あっさり言語の壁に負ける。
でも、そこでふと思った。
Claudeって、私が今こうして話しかけているAIだよね?
だったら、本人に聞けばいいのでは。
本人というか、AIだけど。
💡 そこでClaudeに、先生役を頼んだ
私は普段、Claudeを「くろちゃん」と呼んでいます。
最初は、仕事のちょっとした相談相手でした。
文章を整えてもらったり、考えを整理してもらったり、ブログの下書きを一緒に考えたり。
そんなくろちゃんに、ある日そのまま頼んでみました。
「セミナーやってください」
これが、私のAI学習の始まりでした。
何となくAIを触っていた人間が、AIに「初心者向けに順番に教えて」と頼んだだけです。
意外だったのは、これで十分だったこと。
くろちゃんは、私が何に困っているのかを聞きながら、先生っぽく順番を作ってくれました。
私は、AIを使い始めたきっかけや、ブログを書くようになった理由も別の記事にまとめています。
▶ 50代でAIとブログを始めた理由|「もう遅いかな」と思っていた私の話
📝 実際に使ったプロンプト|50代初心者向け5回セミナー
プロンプトとは、AIに出す指示文のことです。
難しそうな言葉に見えるけれど、「これをして」「こういう感じにして」と頼む文章のこと。
私は最初、プロンプトと聞いただけで、何か暗号のようなものを覚えなければいけないと思っていました。
でも実際は、先生役を頼む文章を一つ書けばよかった。
以下が、私が最初に使ったプロンプトです。
このままコピペしたプロンプト
あなたはAIプロンプトの先生です。
50代の初心者にもわかるように、
5回コースでセミナーをしてください。
1回ずつ、内容と練習問題を出してください。
これをClaudeやChatGPTに貼ると、まず「何にAIを使いたいですか?」と聞かれることがあります。
私は、仕事とブログで使いたいことを伝えました。
すると、いきなり難しい専門用語を並べるのではなく、「では第1回は、AIへの頼み方から始めましょう」と、少しずつ進めてくれた。
先生役を頼んだのに、本当に先生っぽく返してくる。
AI、意外と設定に忠実だった。
今から使うなら、この一行を足す
仕事で使うことも考えて、今なら最後にこの一行を足します。
仕事の例を使う時は、個人情報や社外秘を入力しない方法も、最初に教えてください。
AIに、自分の状況を伝えることは大切です。
でも、職場名、取引先名、個人情報、契約内容、未公開の数字まで渡す必要はありません。
「経理の仕事で、社内向けの文章を短くしたい」くらいでも、最初の練習には十分です。
📋 プロンプトは覚えなくていい。メモしておけばいい
正直に言うと、私はプロンプトを覚えていません。
5回セミナーを終えた今でも、です。
でも大丈夫でした。
使えたプロンプトは、パソコンやスマホのメモに残しておけばいい。
次に同じことを頼みたくなったら、コピペして少し直せばいい。
私は、最初から全部を覚えようとすると、だいたい何も始められない。
でも、「前に使えた文章をもう一度貼る」ならできる。
50代、記憶力に自信なし。でも検索力とコピペ力でなんとかなる。
それで十分でした。
🔐 仕事に使う前に、AIへ入れないものを決めた
AIは便利です。
でも、便利だから何でも貼っていいわけではありません。
私は仕事で使う時、AIに渡す前に「これは外に出していい情報か」を一度考えるようにしています。
特に、次のようなものはそのまま入力しない前提です。
- 顧客名や担当者名などの個人情報
- 契約内容や未公開の数字
- 社内だけの資料や、取引先から預かった情報
- 会社のルール上、外部サービスへ出してはいけない内容
文章を整えてもらいたい時は、固有名詞を伏せる。
数字を変える。
仕事の状況を、一般化して伝える。
AIは便利な先生役だけれど、最後の確認と判断は自分でやる。
AIに任せるのは下書き。責任まで丸投げしない。
今は、この距離感がいちばん気楽です。
🤖 ClaudeでもChatGPTでも、先生役は頼める
この方法は、Claudeだけの話ではありません。
ChatGPTでも、「初心者向けに、5回コースで、練習問題を出しながら教えて」と頼めます。
同じプロンプトを入れても、返ってくる言葉や説明の順番は少しずつ違う。
だから、どちらが正解かより、自分が話しやすくて続けやすい方を選べばいいと思っています。
私は、くろちゃんの少し落ち着いた温度感が好きなので、メインはClaudeです。
ちゃっぴーは、考えを広げたい時や、違う視点がほしい時に相談しています。
▶ ClaudeとChatGPTをどう使い分けている?50代の私の正直な感想
💌 まとめ|セミナーに行かなかった私が、最初の一歩を踏み出せた理由
AI無料セミナーに申し込まなかったからといって、AIを学べなかったわけではありません。
私は、目の前にいたClaudeに「先生になって」と頼んだ。
それだけで、何を聞けばいいか分からなかった状態から、少しずつ質問できる状態になった。
AIを始めるのに、立派なプロンプトを覚える必要はなかった。
まずは、自分が今困っていることを一つ渡せばいい。
「このメールを短くして」
「この文章を分かりやすくして」
「私に先生役で教えて」
そのくらいからで大丈夫でした。
新しいことは、分かってから始めるのではなく、少し聞きながら始めればいい。
AIを仕事で使う時の質問例は、こちらにもまとめています。
その日の夕方も、ジョイはいつも通りるんるんで散歩していました。
私はプロンプトを覚えていないけれど、ジョイの散歩時間だけは忘れない。
AIの先生役も、犬の散歩も、一回ずつ。
それでは、また🐾



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