AIって、仕事でも使えるの?🤔
そう思っていた時期が、私にもありました。
今は、メールの下書き、Excelのエラー、資料を読む前の整理、仕事の段取りで迷った時の壁打ちまで、AIに聞くことがあります。
ただし、仕事を全部AIに任せているわけではありません。
最終確認は自分でするし、取引先名や社内の数字をそのまま貼り付けることもしない。
それでも、検索しても答えにたどり着けず、同じ画面を何度も見ていた時間は減りました。
VLOOKUPのエラーひとつで午後が終わりそうな日も、AIに「何から確認したらいい?」と聞くと、少しだけ出口が見える。
今日は、在宅で経理の仕事をしながら、私がAIに聞いて助かったことをまとめます。
全部を覚えなくても大丈夫です。
困った時に、コピペして少し直せば使える質問集です。
🤖 AIに聞くと、仕事の「詰まる時間」が少し減った
AIを使い始めて変わったのは、仕事が急にラクになったことではありません。むしろ、確認することは今も多いし、AIがもっともらしく違うことを言う時もある。それでも、何から調べるか分からない時、メールの一文を何度も書き直している時、Excelのエラーを前に固まっている時に、最初の一歩を出しやすくなりました。
AIは、答えを全部知っている上司ではありません。
でも、こちらが困っていることを文字にして渡すと、考える順番を一度並べてくれる相手にはなります。
AIに任せるのは、下書きと整理。最後に決めるのは私。
この距離感が分かってから、少し気楽に使えるようになりました。
生活の困りごとで使える質問集は、こちらにまとめています。
🔐 仕事でAIを使う前に、入れないものを決めておく
AIに仕事を相談する時は、「何を聞くか」より先に「何を入れないか」を決めておくと安心です。便利だからといって、実際の社内資料や取引先とのやり取りをそのまま貼る必要はありません。私は、AIには一般化した状況や匿名化した例を渡し、具体的な判断は元の資料と会社のルールで確認するようにしています。
- 取引先名、担当者名、住所、電話番号などの個人情報
- 契約内容、社内資料、未公開の売上や支払情報
- 口座情報、給与情報、マイナンバーなどの重要情報
- 会社のルール上、外部サービスへ出してはいけない内容
たとえば「A社」「B社」に置き換える。
金額や日付はサンプルに変える。
実データを見せずに、「この作業で確認すべきチェック項目を出して」と聞く。
そのくらいでも、AIは十分に相談相手になります。
便利さより先に、情報を守る。
これは、仕事でAIを使う時に私が最初に決めたことです。
✉️ メール・書類作成|言いにくいことほど、下書きを頼む
メールは、仕事の中でも地味に体力を使います。依頼、確認、謝罪、断り。内容そのものより、「この言い方で失礼ではないかな」「相手を嫌な気持ちにさせないかな」と、送信ボタンを押す直前まで迷うことがある。私は、そんな時にAIへ下書きを頼み、最後に自分の言葉へ直しています。
謝罪・確認メールの下書きを作る時
AIに頼む時は、状況・相手・伝えたい温度を渡します。相手の名前や実際の数字は伏せたままでも、文章の骨組みは作れます。
あなたはビジネスメールの下書きを手伝うアシスタントです。
以下の状況で、取引先へ送るメールの下書きを作ってください。
件名案も3つ出してください。
・目的:[謝罪/確認/依頼]
・相手との関係:[取引先/社内/初めての相手]
・伝えたいこと:[状況を個人情報なしで説明]
・トーン:[丁寧/誠実/短め]
強すぎる表現や、失礼に見える表現があれば理由も教えてください。
AIが出した文章は、そのまま送らずに確認します。
- 何をしてほしいメールなのか、最初の数行で分かるか
- 期限や次の行動が抜けていないか
- 自分なら本当にこの言い方をするか
- 社内ルールや相手との関係に合っているか
AIの文章は、ときどき学級委員長すぎます。
そんな時は「もう少し短く」「少しやわらかく」「先に結論を書いて」と返します。
顔がないので、何回聞いても嫌な顔をしません😂
断りメールの言い方に迷う時
断るメールは、何歳になっても難しいです。断りたい気持ちは決まっているのに、関係は悪くしたくない。AIに順番を考えてもらうと、白紙から書くより気持ちが少し軽くなります。
あなたはビジネスマナーに詳しいアシスタントです。
以下の依頼を、丁寧に断るメールの下書きを作ってください。
相手との関係は壊したくないため、
感謝の気持ちと、可能であれば代替案も入れてください。
【断りたい内容】
[ここに匿名化した状況を書く]
「この文章、少し冷たくない?」と聞くと、別案も出してくれます。
私は、その中から自分の口で言えそうな文章を選びます。
📊 Excel・データ整理|エラーに拒絶された気がする時
Excelは、できる時は頼もしいのに、エラーが出た瞬間に急にこちらを見放してくる気がします。VLOOKUPで#N/Aが出た時など、私は一度検索して、別の記事を開き、また別の説明を読み、それでも分からず元の画面へ戻ることがありました。AIに聞くようになってからは、まず「どこから確認すればいいか」を整理してもらっています。
Excelのエラーを順番に確認したい時
あなたはExcelの操作に詳しいアシスタントです。
Excelで[関数名]を使ったら、
[エラー表示]が出ました。
初心者にも分かるように、
考えられる原因を優先順位順に3つ教えてください。
確認するセルや設定も、順番に説明してください。
実際の社内データは使わず、
サンプルで説明してください。
「エラーの意味」だけではなく、「最初にここを見る」「次にここを確認する」と順番で聞くのがコツです。
AIが出した方法でも直らない時は、エラー表示、使用している関数、何をしたかったかを追加して聞き直します。
検索キーワードを変えて4回目に入る前に、AIへ状況をまとめて渡す。
それだけで、少し冷静になれます。
集計の考え方を整理したい時
実際のデータを貼り付けるのではなく、「どんな列があり、何を集計したいか」だけをサンプルで伝えると、関数の候補や考え方を聞けます。
あなたはExcelの集計方法を説明するアシスタントです。
以下のような表で、[やりたいこと]をしたいです。
使えそうな関数を2つ提案し、
初心者に向いている方を理由と一緒に教えてください。
【表の構造】
A列:[例:日付]
B列:[例:金額]
C列:[例:担当区分]
【やりたいこと】
[例:月ごとの合計金額を出したい]
計算結果をAIに決めてもらうのではなく、関数の仕組みや確認する場所を聞く。
AIに聞くのは計算の答えより、間違えにくい手順です。
🔍 情報収集・比較|比較表は、調べ始める前の地図にする
新しいサービスやツールを比べたい時、私は最初から全部の公式サイトを開く前に、AIへ「比較するなら何を見ればいい?」と聞くことがあります。料金、主な機能、導入の手間、サポート体制。先に見る項目を出してもらうと、調べる順番が決まりやすい。ただし、AIの比較表はあくまで下書きです。実際の料金や仕様、現在の条件は、必ず公式サイトで確認します。
比較する観点を出してほしい時
以下の2つを比較したいです。
[サービスA]
[サービスB]
契約を決める前に確認すべき項目を、
初心者向けに表で整理してください。
料金や仕様など変わる可能性がある情報は、
公式サイトで確認すべき項目として分けてください。
・用途:[何のために使うか]
・重視したいこと:[例:料金/使いやすさ/サポート]
AIが作った表を見て、「あ、私はサポート体制を気にした方がいいんだ」と気づくことがあります。
自分が1時間かけて作ろうとしていた比較の骨組みを、先に出してくれる感じです。
ニュースや制度を調べる前の質問を作る時
最新情報や制度の話は、AIの答えだけで終わらせません。私は、調べるべき論点や、公式情報で確認する項目を整理するために使います。
[テーマ]について調べたいです。
最新情報や制度変更は公式情報で確認する前提で、
まず以下を整理してください。
・初心者が最初に知るべきこと
・確認すべき公式情報
・専門家に聞いた方がよい点
・検索する時のキーワード候補
AIは調べ物のゴールではなく、調べ始める時の地図として使う。
この使い方だと、間違った情報をそのまま信じるリスクも減らせます。
🛠️ 技術的なトラブル|検索の無限ループを一度止める
エラーメッセージが出る。検索する。似た記事を開く。書いてある通りにやっても直らない。また検索する。気づくと、最初に見た記事へ戻っている。そんな無限ループを、私は何度もやりました。AIに聞くと必ず解決するわけではないけれど、「今の状況」をまとめて渡せるので、検索より自分のケースに近い答えが返ることがあります。
エラーの原因を切り分けたい時
以下のエラーについて、
原因の切り分けを手伝ってください。
【エラー表示】
[エラーメッセージ]
【使っているもの】
[例:Excel/Googleスプレッドシート/WordPress]
【やろうとしていたこと】
[例:CSVを取り込んで集計したかった]
【すでに試したこと】
[例:再起動、別のファイルで試した]
初心者でも確認できる順番で、
次に試すことを3つ教えてください。
ここで大事なのは、「何を試したか」も書くことです。
AIに同じ対処法を何度も言われるのを防げます。
それでも直らなければ、詳しい人へ聞く時の説明文として使えます。
困っていることを整理してから聞けるだけでも、かなり助かります。
💡 アイデア出し・新人教育|一人で抱え込む前の壁打ち相手
AIに相談して便利だと思うのは、正解を出してもらう時より、考えをいったん外に出す時です。企画が浮かばない、新人さんへ何から教えるか迷う、資料が何となく弱い気がする。そんな時にAIへ話すと、頭の中に散らばっていたものが文字になります。その中から何を選ぶか、何をやめるかを決めるのは自分です。
企画を少し辛口で見てもらう時
「辛口で」と頼むと、本当に辛口で返ってきます。
聞かなきゃよかったと思う時もあります😂
あなたは企画の改善点を整理するアシスタントです。
以下の企画について、
強み、気になる点、足した方がよい情報を整理してください。
遠慮しすぎず、でも人格を否定しない言い方でお願いします。
最後に、次に直すことを3つに絞ってください。
【企画の内容】
[ここに内容を書く]
AIの指摘を全部採用する必要はありません。
「それは違う」「ここは確かに足りない」と、自分の考えをはっきりさせるために使っています。
新人さんの研修を考える時
新人さんへ教えることが多い時は、いきなり完璧な研修表を作ってもらうより、業務を小さく分けるところから相談すると使いやすいです。
あなたは新人研修の段取りを整理するアシスタントです。
[職種・業務]の新人さんへ、
最初の1か月で教える内容を整理したいです。
週ごとに、
・習得目標
・教える業務
・確認するポイント
・つまずきやすい点
を一覧にしてください。
実際の社内ルールは後で私が調整するため、
一般的なたたき台として作ってください。
AIが作った研修表をそのまま渡すのではなく、会社の実際の流れや、その人の理解度に合わせて直します。
たたき台があるだけで、最初の3時間が30分になることがあります。
💰 お金や制度の話は、「決める前の予習」に使う
確定申告、共済、経費、社会保険。お金や制度の話は、言葉だけで疲れます。私は、税務やお金の最終判断をAIに任せることはしません。でも、専門家へ相談する前に用語を整理したり、確認したいことを並べたりする予習には使えます。分からないまま相談へ行くより、何を聞きたいかが少し見えてきます。
専門家へ聞く前に、質問を整理したい時
個人事業主として、[テーマ]について
専門家へ相談する前に予習したいです。
個別の判断はしない前提で、
以下を初心者向けに整理してください。
・基本的な仕組み
・メリットと注意点
・私が専門家へ確認すべき質問
・公式情報で確認した方がよい項目
【知りたいテーマ】
[例:小規模企業共済/経費の考え方]
AIの説明を読んで、「私はここを税理士さんに聞きたい」と質問が作れたら十分です。
税務・法務・投資・契約などは、AIの答えをそのまま決定に使わず、専門家や公式情報で確認します。
AIは予習係。大事な判断は、根拠を確認してから。
✅ AIの返事を仕事で使う前に、私が見ている3つ
AIから返ってきた文章や手順は、きれいに見えます。だからこそ、そのまま使う前に一度止まります。私は「本当に合っているか」「前提が違っていないか」「自分が責任を持てる内容か」を確認するようにしています。AIを便利に使うためには、AIを信じ切らないことも大切でした。
- 事実は合っているか:数字、日付、制度、固有名詞は原資料や公式情報で確認する
- 前提は合っているか:相手、目的、会社のルール、使っているソフトの環境が違っていないかを見る
- 自分の言葉か:メールや文章が、自分や相手との関係に合う温度になっているかを直す
AIの返事が違うと思ったら、遠慮なく聞き返します。
「その根拠は?」
「別の方法はある?」
「初心者向けに、もう一度説明して」
AIは、最初の回答が正解とは限りません。
でも、聞き返しても嫌な顔をしないので、私はかなり助かっています。
💌 まとめ|AIは、仕事を決める人ではなく、考え始める相手
AIを使い始めたからといって、仕事が全部ラクになったわけではありません。確認することは残るし、メールの最終判断も、数字の確認も、相手に送る責任も私にあります。それでも、一人で検索して詰まっていた時間、白紙のメールを前に固まっていた時間、考えが散らかっていた時間は少し減りました。
メールの下書きを作る。
Excelのエラーを順番に確認する。
資料を読む前に、見るべきポイントを整理する。
仕事の段取りを壁打ちする。
AIは、そういう小さなところで役に立ちます。
仕事を変えたのはAIではなく、困った時に一人で抱え込まなくなったことでした。
AIに先生役を頼み、5回のミニ講座を受けた話はこちらです。
▶ Claudeに5回セミナーを受けた体験記【プロンプト集付き】
AIをもっと深く学びたい時に読んだ本は、こちらにまとめています。
ジョイは今日も、マイペース警備員です。
持ち場は主にソファ。異常があれば、おやつの袋を開けた瞬間に知らせてくれます🐶
それでは、また🍵



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