50代になって、体重は落としたい。
でも、毎日のごはんまで頑張りたくない。
私の場合、この二つはずっとセットです。
2025年2月から、竹製のせいろを使い始めました。せいろをよく使っていた時期に、体重は一年前より約10kg減りました。
ただし、せいろだけで10kg痩せたわけではありません。
2025年2月から、竹製のせいろを使い始めました。
せいろをよく使っていた時期に、体重は一年前より約10kg減りました。
ただし、せいろだけで10kg痩せたわけではありません。
食べる量を見直したり、もち麦やゆで卵を取り入れたり。
食べたものを記録したり、ジョイと歩いたり。
いくつかのことが重なった時期でした。
そして、そのあと。
せいろを戸棚の奥にしまっていた時期があります。
炒め物が増え、お酒の量も少し戻りました。
食べる量にも甘くなって、体重も3kg戻りました。
せいろを使わなかったことだけが理由ではありません。
でも、その頃になって分かったことがあります。
50代のダイエットは、ずっと頑張れる方法より、サボったあとに戻れる方法を持っている方がいい。
私にとって、その一つがせいろでした。
この記事では、10kg減った時期に何をしていたのか。なぜせいろを使わなくなったのか。3kg戻ったのに、なぜ今また使っているのかを、そのまま書きます。
※この記事は、私自身の食事と体重の変化を記録したものです。せいろだけで体重が減ったという意味ではありません。体重や体調の変化には個人差があります。
50代のダイエット、頑張りすぎる方法は続かなかった
そもそも、私がせいろを始めた理由はダイエットではありません。健康のためでも、丁寧な暮らしに目覚めたからでもありません。
ネットで、誰かがせいろから湯気を立てている写真を見ました。野菜がつやつやしていて、鶏肉までなんとなく上品に見える。
同じ鶏肉なのに、フライパンにいると生活感があり、せいろに入ると急に旅館の朝食になる。
その差に負けました。
「私も、これを食べたい」と思って、竹製のせいろを買ったのが2025年2月です。
決意も覚悟もありません。
私は、努力が必要なことには弱いです。ジムにも通わない。走らない。急に意識の高い人にもならない。
だから食事も、「毎日ちゃんと頑張る」より、普通の日に繰り返せることの方が続きました。
料理が面倒でも、せいろなら食卓に戻りやすかった
せいろを使っていて、一番よかったのは「ヘルシーそう」だったことではありません。
私にとって一番ラクになったのは、夜ごはんを考えることでした。
使っているのは21cmの二段せいろです。野菜と肉や魚を一度に蒸せます。
今日は何を作ろう。何から炒めよう。フライパンはどれを使おう。
そういう小さな判断を飛ばして、切って並べて蒸す。
料理が好きで、毎日いろいろ作りたい人には、この良さはあまり響かないかもしれません。
私は響きました。
料理は面倒。でも、野菜も食べたい。肉や魚も一緒に食べたい。
そんな日に、「とりあえず蒸す」があるだけで助かります。
実際にどんな食事をしていた?
10kg減った時期、せいろだけを使っていたわけではありません。食卓では、こんなことを続けていました。
- 野菜と肉や魚を、せいろで蒸す
- 白米にもち麦を混ぜる
- 小腹が空いた時のために、ゆで卵を置く
- 食べたものと体重を「あすけん」に記録する
- ジョイと歩く
どれか一つで劇的に変わった、という感覚はありません。
もち麦も、白米に混ぜて炊くだけなので続きました。
私は、努力が必要なことには弱い。
炊飯器がやってくれることには強い。
ゆで卵も、かなり助けられました。以前は、お腹が空くとお菓子を探していました。
「ちょっとだけ」と思って袋を開ける。
ちょっとだけで終わった記憶は、ほとんどありません。
冷蔵庫にゆで卵があると、私の場合、お菓子へ直行する前にいったん止まれました。
私の「お腹すいた」からお菓子へ向かう道には、ゆで卵という料金所ができました。
だいたい、そこで止まります。
たまに突破します。
せいろも、もち麦も、ゆで卵も、私にとってよかったのは、頑張らなくても同じことを繰り返しやすかったことです。
10kg減ったのは、せいろだけのおかげではない
2026年2月、体重は一年前より約10kg減っていました。
ここは誤解のないように、はっきり書いておきます。
「せいろを使ったから10kg痩せた」とは言えません。
食べる量を見直したこと。もち麦やゆで卵を取り入れたこと。食べたものを記録したこと。ジョイと歩いたこと。
生活の中で、こうしたことが重なっていた時期でした。せいろは、その中の一つです。
ただ、せいろで蒸した野菜はよく食べました。
ブロッコリーは甘い。キャベツも甘い。人参も、こちらが何もしていないのに、それなりの料理になる。
私は50代になって初めて、
「野菜って、味があったんだ」
と思いました。
それまでも味はあったのでしょう。
私がマヨネーズの方を見すぎていただけです。
10kgという数字だけではなく、「これなら普通に食べられる」が増えたことも、私には大きかったです。
40代で15kg太り、50代で10kg減った流れ全体については、こちらにまとめています。
50代ダイエットまとめ|40代で15kg太った私が10kg減るまで
使わなくなった時期に3kg戻った
問題は、10kg減ったあとです。
体重が減ったことで、私は少し安心しました。「もう大丈夫かもしれない」と思い始めた2026年の春頃から、
「今日はフライパンでいいか」
「明日はせいろを出そう」
という日が増えました。
明日は、何度も来ました。
せいろは出てきませんでした。
気づけば戸棚の奥です。
その時期は、炒め物が増え、お酒の量も少し戻り、食べる量にも甘くなっていました。そして、体重も3kg戻りました。
体重計に乗った時、
「ああ、本当に戻るんだ」
と、少し笑いました。
もちろん、せいろを使わなかったことだけが理由ではありません。でも、せいろを出さなくなった頃に、私が続けていた食べ方も少しずつ消えていきました。
戻る時だけ、生活は仕事が早い。
それでもまたせいろを使う理由
3kg戻ったら、以前の私ならもっと焦っていたと思います。
でも今回は、思ったより慌てませんでした。
理由は、戻る場所を一度作っていたからです。
何を食べればいいか分からない状態ではありません。
野菜と肉や魚をせいろに入れる。もち麦を炊く。小腹が空いたら、ゆで卵もある。
一度やっていたことなので、また始めればいい。
「せいろを出せば必ず痩せる」ということではありません。でも私の場合、せいろを使っていた頃の食卓を思い出すと、生活を立て直す時のヒントになりました。
10kg減ったことより、3kg戻っても慌てなくなったことの方が、私には大きかった。
だから今、またせいろを出しています。
3kg戻ったから慌てて始めた、というより、自分が戻りたい食卓を思い出したからです。
竹は何も言わず、戸棚の奥で待っていました。
50代のダイエットは、サボっても戻れる方法がいい
ダイエットは、続けることが大事です。
でも、ずっと同じように続けられるとは限りません。今日はもう料理したくない、という日もあります。
私自身、せいろを戸棚にしまいました。そして3kg戻りました。
だからといって、そこで全部失敗だったとは思っていません。
一度やめても、また出せたからです。
50代になってからは、「一度も崩れない方法」より、「崩れたあとに戻れる方法」の方が、私には合っています。
毎日完璧に蒸さなくていい。使わない時期があっても、また出せばいい。
せいろは、痩せる道具というより、サボったあとに戻れる台所になりました。
前回は「明日出そう」が何度も来ました。
今は、ちゃんと戸棚から出ています。



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