50代のダイエットは、「やめること」だけでは足りなかった。
夜のお菓子をやめる。
甘いカフェラテを毎日飲むのをやめる。
食べすぎた翌日に「もう終わった」と言うのをやめる。
やめることは、たぶん大事だ。
でも私は、やめることだけ増やすと、だんだん機嫌が悪くなった。
食べないようにしようと思うほど、パンが気になる。
冷蔵庫を開ける回数は増える。
「今日は我慢できた」と思った夜に、お酒を飲む。
我慢のプロにはなれなかった。
40代で15kg増えて、50代で10kg減った。
もちろん、この5つだけで体重が変わったわけではない。
食べ方も、夜ごはんも、散歩も、生活全体が少しずつ変わった結果だと思っている。
それでも、何度も失敗しながら今も残っているのは、派手な方法ではなかった。
やめる代わりに、何を意識するか。
これは、万年ダイエッターの私が「これならまた戻れる」と思えるようになった、地味な5つの話です。
体調不良や急な体重変化があるときは、無理に自己判断せず、医療機関へ相談してください。
🥩 タンパク質を「後回し」にしない
昔の私の食事を振り返ると、白い食べ物だけで生きていた時期がある。
パン。
麺。
ごはん。
白ければ、だいたい仲間だった。
お昼にパン。
小腹がすいたらパン。
夜に「何も食べていないし」と思って、またパン。
私「これ、ダイエット食じゃない?」
体「タンパク質をくれ」
今は、毎食をきれいに整えようとはしていない。
パンだけになりそうなら卵を足す。
ごはんだけで済ませそうなら納豆を開ける。
夜は、せいろに野菜と肉か魚を入れて蒸すことが増えた。
何も作りたくない日でも、せいろに入れて火にかければ、夜ごはんが一応できる。
料理を頑張った感じはしないのに、パンだけで終わるよりは落ち着く。
鶏むね肉を丁寧に切って、野菜と並べる日もある。
もちろん、毎日せいろを出せるわけではない。
そんな日は、いつものごはんにゆで卵を1個足したり、納豆を開けたりする。
以前なら、パンやごはんだけで済ませていたところに、何かひとつ足せたら十分。
今は、完璧な献立にできなくても、「炭水化物だけで終わらなかった」で自分を合格にしている。
タンパク質は、立派な献立を作るためではなく、食事を雑に終わらせないための目印になった。
💧 コーヒーだけで一日を終わらせない
在宅で仕事をしていると、コーヒーが近い。
朝のコーヒー。
メールを返し終わった後のコーヒー。
ちょっと面倒な仕事を始める前のコーヒー。
仕事中は、コーヒーを飲んでいる時間がわりと長い。
気づくと、机の上にあるのは飲み終わったカップばかり。
水を飲もうと思って置いたコップは、朝からほぼ同じ量のまま。
一口も減っていないのに、仕事だけはずっと見守ってくれている。
夕方になってから、「今日、水飲んだっけ」と思い出す。
それを何度も繰り返して、今は朝に白湯を飲んだり、コーヒーを入れるついでに水も飲んだりするようになった。
何リットル飲む、と決めるのは私には続かなかった。
数字を決めた瞬間に、「今日はまだ足りない」「全然できていない」と、急に自分へ厳しくなるからだ。
コーヒーだけで一日を終わらせない。
今の私には、それくらいがちょうどいい。
😴 眠れる日は、ちゃんと寝る
50代になってから、前みたいに長く眠れない日が増えた。
まだ寝たいのに、朝5時くらいに目が覚める。
部屋は静か。
ジョイはまだ寝ている。
私だけ起きている。
「せめてあと1時間」と思って目を閉じても、頭の中ではなぜか仕事のことや、昨日見た中国ドラマの続きが始まる。
眠れない日は仕方ない。
でも、眠れそうな日は、なるべく早く寝るようにしている。
寝る前にスマホを見始めると、だいたい長い。
「ちょっとだけ」が、気づくと30分。
そこからまた別の動画を見て、「明日から早く寝よう」と思いながら寝る。
そして次の日、眠い。
寝不足の翌日の私は、甘いものを探すのがうまい。
冷蔵庫を開けて、「何かないかな」と考えている。
でもその“何か”は、だいたい納豆ではない。
睡眠は、ダイエットを頑張るためというより、翌日の自分を少し扱いやすくするために意識している。
📱 スタイルのいい人の動画で、やる気を借りる
これを人に言うと、だいたい笑われる。
でも、私には結構大事だ。
スタイルのいい人のコーディネート動画や、運動を続けている人の動画を見る。
見たからといって、次の日に急に痩せるわけではない。
もちろん、着ている服も同じようには似合わない。
でも、ソファに座ったままポテトチップスを食べるよりは、「今日は少し歩こうかな」と思いやすくなる。
私は、自分のやる気だけでは足りない日が多い。
だから、元気な人やきれいな人の力を、少し借りる。
服でも、動画でも、誰かの生活でもいい。
自分を落ち込ませるためではなく、「また少し整えようかな」と思うために見る。
50代のモチベーションは、立派な理由でなくていいと思っている。
続くなら、借りられるものは借りる。
🌸 食べすぎた翌日に、全部をやめない
これが一番大事だったかもしれない。
昔の私は、食べすぎた翌日に反省会をしていた。
「昨日は食べすぎた」
「お酒も飲んだ」
「もう終わった」
そこから急に、何も食べない方向へ行く。
朝は抜く。
昼も我慢する。
夜にはお腹がすきすぎて、結局また食べる。
毎回この流れだった。
今は、食べすぎた翌日に極端に抜かない。
朝昼は普通に食べて、夜だけ少し整える。
今は、そんな翌日こそせいろを使うことが多い。
野菜と肉か魚を蒸して、「昨日食べすぎたから今日は何も食べない」ではなく、「今日はこれでいいか」に戻す。
せいろは、私にとってダイエット道具というより、食べすぎた後に生活を戻すための道具になっている。
できなかった日は、また次の日に戻す。
それだけにした。
前は、体重計に乗って数字を見た瞬間、ひとりで裁判を始めていた。
今も気になるけど、食べすぎた翌日にすぐ測るのはやめた。
少し整えた次の日に測る。
「終わった」ではなく、「また戻せばいい」と思えるようになってから、ダイエットが前より長く続くようになった。
まとめ|やめることと、意識することはセットだった
50代のダイエットで私に残ったのは、特別な方法ではなかった。
タンパク質を後回しにしない。
コーヒーだけで一日を終わらせない。
眠れる日は寝る。
やる気は人から借りる。
食べすぎた翌日に、全部をやめない。
どれも、すごく地味だ。
でも、派手な方法はだいたい途中で消えた。
地味なことだけが、今も生活に残っている。
やめることと、意識すること。その両方が揃って、私は少しずつ「また戻れる」と思えるようになった。
完璧じゃなくていい。続くことの方が、ずっと大事。
でも今日も、お酒は飲む🍺
そこだけは、まだ意識より欲が勝っている。
ジョイ「また飲んでるの?🐩」
それでは、また🍵



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