うちのジョイは11歳になった今も、ベッドにはジャンプで乗る派だ。
ステップ台?いらない。手を貸す?いらない。「自分で乗る」が、ジョイのプライドらしい。
毎晩、同じルーティンだ。助走して、タイミングを計って、ぴょん。きれいにベッドに乗る。11歳とは思えない身軽さで。
昨夜、そのルーティンが崩れた
いつものように助走した。
いつものようにタイミングを計った。
いつものように、跳んだ。
…出発地点が、5センチ手前すぎた。
ジョイの顔面が、マットレスの側面に、ぼすっ、と刺さった。
刺さった。
わたし、見てた。全部見てた。
でも、ジョイは違った
何事もなかったように、ゆっくりベッドに乗った。
くるっと丸まった。
0.3秒で寝た。
…ねえ、今のやつ、わたし見てたよ。
「…全部見てないよ」

11歳のプライドとは
失敗を失敗と思わない、鋼のメンタルのことらしい。
見習いたいような、見習いたくないような。
今日もジョイは、わたしより堂々と生きている🐾
それでは、また🍵



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