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トリミングから帰ってきたら、別犬になっていた話

シニア犬・ジョイ

ジョイがトリミングから帰ってきた。

迎えに行ったら、知らない犬がいた。

一度、店の奥を見た。

私の犬は、まだ中にいると思った。

目の前で尻尾を振っている白い犬が、本人だった。

つい数日前まで、ジョイはこんな状態だった。

せっかくなので、トリミング前後の記録を残しておこうと思う。

🐩 トリミング前。犬種不明期に入っていた

もはや、犬種が分からない。

トイプードルMIXのはずなのに、どこから見ても別の何かである。

毛が伸びて、目がどこにあるのかも怪しい。

なぜか前脚をクロスさせ、

「何か文句でもあるのか」

と言わんばかりの渋い顔で、こちらを見ている。

白くて小さな犬を飼っていたはずなのに、気づけばリビングに頑固親父がいた。

それでも毎日一緒にいると、慣れてくる。

目が見えなくても、首が見えなくても、

「まあ、ジョイだし」

で済ませるようになる。

人間の適応力は、なぜかこういうところで発揮される。

トリミング前の11歳犬ジョイ
トリミング前(犬種不明期)

✨ 迎えに行ったら、純白の天使がいた

そして、トリミング当日。

ジョイを預け、数時間後に迎えに行った。

そこにいたのは、

誰ですか。

目がある。

耳がある。

首がある。

全部ある。

飼い主の記憶から消えていた部位が、一気に発掘されていた。

さっきまでリビングにいた頑固親父は、どこへ消えたのか。

外の光を浴びて、目をキラキラさせている。

白い。

丸い。

高級そうなシャンプーの香りまでしている。

そこには、純白の天使が立っていた。

本人である。

トリミング後の11歳犬ジョイ
誰ですか(本人です)

普段ほとんど家にいる私は、帰り道で写真を撮りまくった。

正面。

横。

斜め。

少し上から。

もう一度、正面。

ジョイは目をくるくるさせながら、黙って撮影会に付き合っていた。

顔には、はっきり書いてあった。

早く帰りたい。

🐾 見た目は天使、中身はいつものジョイだった

帰宅すると、ジョイは部屋中を走り回った。

トリミング中にためていた何かを、すべて放出しているようだった。

ソファへ飛び乗る。

床へ降りる。

こちらを見る。

おやつを要求する。

見た目は天使。中身は、いつものジョイ。

一通り走り回り、

おやつを手に入れ、

満足したジョイは、

0.3秒で寝た。

トリミング後に眠るジョイ

さっきまでのキラキラした天使は、もういない。

いつもの寝ている犬がいる。

別犬になって帰ってきても、

走って、

食べて、

すぐ寝るところまで含めて、やっぱりジョイだった。

トリミングで整ったのは毛だけだった。中身は今日も、おやつと昼寝でできている。

11歳。

マイペースは、今日も健在である。


それでは、また🍵

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